深刻化する空き家問題、空き家はなぜいけないのか

空き家が増える理由

空き家が増え続ける理由として、なんとなく人口が減っているからとイメージする人も多いのではないでしょうか。ですが核家族化が進む中で世帯数自体は年々増加している傾向にあります。世帯数が増えているのに空き家が増えているのは不思議な状態です。では一体なぜ空き家は増えて続けているのでしょうか。

空き家が増えている理由としてまず挙げられるのが新築物件の供給量です。世帯数の増加を上回るペースで新築の物件が供給されていることで空き家が増加しています。また中古物件の人気が低いというのも空き家が増えている理由の1つです。新築物件の方が資産価値が高いことから人気がありますし、中古物件の中には状態のよいものもありますが、中にはそうでないものもあり安心や安全を求めると中古物件よりも新築物件がいいと考える人が大半です。新築の物件の供給や需要が伸びる中で中古物件が売れずに空き家になってしまいます。

そして日本独自の理由として挙げられるのが税金面の問題です。日本では土地に家屋が残っていると固定資産税が原則1/6になる制度があります。ですが土地を更地にしてしまうと固定資産税は原則6倍になってしまうので簡単に更地にすることはできませんし、お金をかけて更地にしても高い固定資産税を取られるのであれば建物を空き家の状態で残しておくという人も多いです。こういった理由から日本全国で空き家が増え続けています。